必須マインド

退職を決めた先輩の理由と私の選択

こんにちは!
WEBマーケティングで自由と家族時間を取り戻そうと奮闘中のまるこです!

3月も半ばが過ぎましたね。
別れの季節、3月。
私、まるこも、涙涙の別れを先日終えました。

自分が新任教師だったころから
大好きで、尊敬してやまなかった
同じく先輩ママ先生が、「退職」という選択をされました。

このことから見えてくる、さまざまな呪縛や人生の選択について
私の見解を、ここでまとめさせていただきます。
今後の方向性に悩むあなたに、ぜひ読んでいただきたいです。

先輩の退職が考えさせたこと

「○○先生が退職することになった。」

理由は、退勤時間の規定が変わってしまったから。
私が育休中の、ことでした。
終わりの時間が、それまでよりなんと1時間半も遅くなってしまったのです。

「え? たった1時間半?」と思いますか?
いやいや、退勤時間が1時間半遅くなるって、めちゃくちゃ重大なんですよ。

この1時間半の違いが、先輩の 仕事と家庭のバランスを崩しました。

彼女は子どもがいて、16時なら保育園のお迎えに間に合っていたのです。
ハードな仕事だけれど、なんとか成り立っていたのです。
だけど 17時30分までになると、どこかしらに無理が発生するようになりました。

延長保育?→ 子どもが嫌がる。可哀想。
ファミサポ?→ 費用がかさむし、いつもお願いできるとは限らない。
夫?→ そもそも朝をお願いしている手前、難しい。
早退?→気が引ける&有給がなくなる・・
両親にお願い?→限度がある・・
上司に掛け合う→なかなか動いてくれる気配なし・・

「もう無理だ、職場を変えるしかない」

その決断を聞いたとき、私はふっと自分の呪縛が解ける気がしたのを覚えています。

「時間を基準に選ぶ」って、おかしいの?

先輩の退職理由は、決して
「夫が協力してくれない」とか「ワンオペで限界」という話ではありませんでした。
むしろ、ご主人も理解があり、家庭はとても協力的な方

でも、それでも先輩は「17時30分まで働く」という選択肢は取りませんでした。

代わりに選んだのは——
「家の近くの職場で、契約社員として働く道」

一見「待遇を落としたように見える」けど、実際はそうじゃない。
先輩はこう話していました。

「もう、いいかなって思って。正社員で働くことが全てじゃないよね。」

大好きな先輩が辞めざるを得ない状況になるくらい、
一向に変わっていなない自分の職場を恨めしく思いながらも、
先輩の選択に心から頷いている自分がいました。

「働く時間」を基準に仕事を選ぶなんて…妥協なんじゃないか? って、
どこかで思っていた私も、3人の子どもが生まれてから、
そんなことは言っていられなくなっていたからです。

「せっかくキャリアを積んできたのに」
「もっと稼げる道があるのに」
「条件が悪くなるのって、負けた気がする」

かつては正社員にこだわり、そう思っていた自分がいました。

でも、先輩の決断も重なり、

「何を優先するか」は、人それぞれでいい。
そしてそれをちゃんと“自分で選んでる”ということが、何より強い。
・・と心から思えるようになりました。

でも私は、
「子どもとの時間も、やりがいも、収入も手放したくない」
そんなワガママが許される働き方ってあるの?と疑問ももっていて。

そんな疑問を持ちながら、私は「働く=正社員」という前提を見直す作業を
急速に加速させていったのでした。

先輩の選択 vs. 私の選択

先輩は「退職=仕事を辞める」という選択をしたわけじゃありませんでした。

彼女が選んだのは、「勤務時間に縛られず、家から近い学校で契約として働く道」

これまでより収入は少し下がるかもしれない。
でも、“自分の時間軸”で働けるようになったことで、
心にも家族にもゆとりが生まれること、間違いなしでしょう。

彼女の中でも、優先順位が明確だったのだと思います。
「収入」より「生活とのバランス」
「フルタイム」より「自分のペース」

「頑張って帰ってくる娘を、17時に迎えてあげられたら嬉しいなあ」

これまでの日々がどれだけキツくて、葛藤を抱えながらの日々だったのかと思うと
涙なしには話せませんでした。


一方、私はといえば、
「このまま会社員を続けることに違和感はあるけれど、辞めるのは怖い」
「時間が足りないのに、これ以上どうやって働けばいいの?」
そんなモヤモヤをずっと抱えていました。

でも先輩を見て、ふと思ったのです。

「あ、辞める=終わりじゃないんだ」
「働き方は、“形を変える”こともできるんだ」

そう気づいたことで、私も正社員を卒業し、契約という形を選び、
自分から条件を提示する、という初めての試みをしました。

週6勤務だったところを、曜日を絞って週4勤務という条件で
働かせてもらうことにしたのです。

フルタイムではないけれど、今までの人間関係やスキル、経験を活かして働ける道
少しずつ広げ続けていける、自分の中ではギリギリのラインでの選択。

そして、空いた時間を使って、副業にもさらに本腰を入れたいと考えたのです。

結論:”働き方”を自分で選ぶ時代へ

自分で“選べる”時代だからこそ

先輩の選択も、私の選択も、
「もう無理だから仕方なく辞めた」わけじゃない。

“自分の優先したいことに合わせて、働き方を変えた”だけ。

昔の私は、「正社員じゃないと将来が不安」
「フルタイムで働くのが“ちゃんとした大人”」って思い込んでいました。

でも今は、
「働き方は、自分の意思で“選び直せる”時代だ」と感じています。

誰かの正解じゃなく、自分の幸せにとっての正解を探していく。
それって、逃げでも妥協でもない。
むしろ、一番強い選択かもしれません。


時間を守るって、自分を守ることかもしれない

かつての若かりし頃の私なら、
「勤務時間の長さで仕事を辞めるなんて」と思ったでしょうけれど、
その1時間半が、家族と過ごす時間、心を整える時間になるのだと今では確信しています。

「時間を守る」って、
家族との関係を守ることであり、
自分の心と体を守ることでもあるんだなって、痛感しています。

先輩はそれに気づいて、働き方を変えました。
私もようやく、自分の働き方を“立て直す”ようになりました。


あの時気づけてよかったと思える日がくるはず

きっと私も、先輩も、
数年後に「あのとき働き方を見直してよかった」って言えると思います。

「フルタイムじゃない働き方」
「時間に余白をつくる生き方」

それは、今までの常識から見ればちょっと勇気がいるけれど、
その一歩が、自分と家族の未来をゆっくりと変えていくはずです。

もし今、働き方にモヤモヤしているママがいたら、
「一度立ち止まって、“自分の働き方”を見直してみてもいいかもしれないよ」って、
そっと伝えたい。

そしてそんなママの希望になれるように、
私は今日も行動を止めずに学び、実践し続け、結果を出していきます!
ぜひその様子をまた見に来ていただけると嬉しいです!